会長選挙結果速報

                                         令和 5 年 12 月1日

          会 長 選 挙 結 果 速 報

                                    日本数学史学会 選挙管理委員会
                                           委員長 小林徹也
                                           委 員 石塚 学
                                           委 員 中島秀忠

  本学会会長選挙に関し,令和 5 年 11 月 21 日,立候補の受付を締め切りました.
  立候補者は下記の 1 名でした.

                       小 林 龍 彦 氏

  小林龍彦氏は本学会現会長であることから,以下の会則により無投票当選となります.

   会長選挙細則 第 10 条 (3) 立候補者が1名で前任の時は,無投票当選とする.

  正式には,この結果は今後 2 月開催予定の運営委員会 および 6月開催予定の総会において報告されます.
  それらの結果については,本学会ホームページ上に掲載いたしますので,そちらでご確認ください.

  なお参考までに下記にご本人の了解を得て、小林龍彦氏の「抱負の表明書」を掲載します.

             抱負 日本数学史学会会長選挙立候補者 小林 龍彦 

 日本数学史学会の会長選挙に立候補する小林龍彦です。 今回の選挙は3期目の立候補になりますが、さらなる学会の発展を期して決意しました。過去の2期4年間はコロナ禍にあって、会員諸氏と対面で接触することが遮られる期間でした。そのような困難な時期にありながらも、会員および運営委員など皆さんの協力を得て、会則改正の実施、懸案であったHPの開設、学会財政を圧迫していた会誌の自主編集・発行にともなう会費の値下げなどいくつかの課題を解決することもできました。そして昨年からは、普及委員会を発足させて、会員相互の交流と学会活動の普及を目指す行動計画も実行可能なところまできました。 とは言え学会の将来が順風満帆でないことも確かです。そのためには若い研究者の育成と学会への入会が求められことは言うまでもありません。また、学会の国際化と言う観点からは海外の学会との交流が今まで以上に求められます。加えて2027年は『塵劫記』刊行から400年の節目にあたり、学会として記念行事を執り行うことは学会設立の趣旨に叶うことであり、是非とも実現させたいと思います。これら課題の実現には紆余曲折がありますが、会員の皆さんの助言と指導を得ながら取り組んでいく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。